「現代社会を考える」と「山歩き」 -38ページ目

「もめごと」→一刀両断 15


    2005 明けましておめでとうございます


 余談ではあるが、「もめごと」「寸評」「号外」「シニアの山歩き」等約三ヶ月の配信にて、次のような事が理解できた。「ワープロ」も「PCエディター」も確かに便利であるが、この便利さは「人間バカ」が形成されそうだ。「漢字」は直ぐ変換されるし、「切り貼り」もできる。

  だが、私の原稿は、出来る限りこれらを使用せずペンを走らせている。この行為はなぜか「非情に大切な行為」に思えるのだが・・・?(年頭にあたり)

「もめごと」-15

    今回の・・たら,・・れば,・・とき は......<婚約>


 浩一は雅子と婚約中である。既に肉体関係もあり、後は「住まい」の問題だけであった。「浩一が適当なマンションを買い、『住まい』が用意できたら、その時は結婚しよう」との約束になっていた。

 この「婚約」について、次の設定より正解を考えてみよう。

イ、適当なマンションが見つからなければ、結婚しないと云う「条件付き」の婚約である。

ロ、浩一の用意した結婚資金では、適当なマンションが買えない事が解ったら「結婚を諦める」との約束と思えばよい。

ハ、マンションが見つからなくても、結婚する約束が成立している。

ニ、婚姻は「男女の合意」において成立する。しかし、このような物質的条件や制約を付けた場合、「婚約」は無効である。

・・・・賢明なる皆様は・・・・・・・?

 この問題は、単純であって難しい要件が二つ、それらの解説を含め・・たら,・・れば,・・ときの総括として、次回に回答します。


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今ー学校は・・・

「現代社会を考える」→時事

        「聖職」の受難


 最近、「教職員組合」の活動にも一時の「はげしさ」が感じられない。
 そして、「学生運動」もこれまたしかり、我々の時代のような「盛りあがり」もなく、今流の「先生」や「学生」は、おとなしすぎると感じられる。
 


 「コース」選びの探りあいと評される「習熟度別授業」、「地域社会の崩壊」に伴う信頼感の薄れ、「先生の懲戒免職増加」、「学力テストの能力低下」、「教職人の資質」、「保護者の資質」「性教育の難しさ」それぞれに問題は、何時の世に於いても同じであるが、「環境の違い」は、考えなければならないだろう。


 例えば、「習熟度授業」について云えば、「解り易い」だが、上下意識が芽生えると云い、「人を人と思わない風潮」が主流と成りつつある。競争は、如何なる世界にも、人類誕生以来続く「生きる術」である。昨年、「皇族問題」として、現「皇太子」の記者会見が新聞を賑わせ、「皇室典範」が政府の「諮問機関」にて改定を論議されようとする今、「競争の原理」にて戦ち残り、統治に成功した者の「戦利品」それが、「現代社会」である。この「競争原理」は、世界の「常道」として、はてしなく「続く」ものである事を、須らく人類は受け入れなければならない。


 一時、「運動会の成績はつけない。」を良しとする風潮あれば、また一方では「入試はなくし、卒業を難しく」等あまりにも「一部の見識者」によって多面的に考え過ぎた傾向は否めない。


 「聖職の受難」は、現在「最大の危機」と表してもおかしくない時代である。大半の先生が、睡眠時間をけずり「生徒」の為に努力して頂いているが、一番大切な「家庭でのしつけ」に保護者の考えに「変化」が生じない限り「先生の受難」は続くであろう。


 最後に、最近の「教職」の「みっともない」話し方をTVで見かける事が多く、非常に気に掛かるのだが・・・?何でもかんでも「疑問文に」にするな!と云いたい。「教育基本法」の審議が開始される今「しっかりしろ」と。

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「大失敗」

      

 「大雪渓から白馬乗鞍へ」


 年頭にあたり、一昨年「白馬の大雪渓」の失敗を思い起こしている。

 2003年6月10日、いざ京都より新幹線・中央線・大糸線を経由し信州白馬に着いたのは、昼過ぎだった。登山センターにて情報を聞く。残雪が多く
、「天狗の鼻」は多少危険とのこと、「初めて6月の雪渓」を経験すると云う初心者の同行者が二人、「保険の未手続き」「登山の見合わせ」と口にする。私は、目を瞑ってもくらいに経験もあり、ざわめきを無視、今夜の宿・猿沢小屋へ向かう。諸注意事項の確認後、午後8時に床に就く。翌朝は、小雨の天気で、午前8時に出発した。

 間もなく雨もあがり、順調に雪渓に取り付いたが、確かに過去の経験にない雪の量だった。白馬尻小屋は、まだ建てられていない状況、と言えば経験者なら残雪の多さがお解かりのことと思う。

 異変が起こったのは、まもなく「お花畑」という2700mあたりで、リーダーの私が吐血した。初めてのこと、「何かに中ったかな」程度に思い、登ろうとするも体が動かず、十分おきに吐血、急激に体力が消耗、非常に辛い登行となった。白馬山荘に「遅れる」旨の連絡をいれ、歩こうとするが、吐血はその後も定期的に訪れ、やっとのことで、村営の頂上宿舎に駆け込み、宿泊を依頼、直ちに床に入る。 

 本来なら、「吐血」の段階で下山するべきであったが、「初心者への気配り」がその決断を鈍らせた。

 雪渓は、登るより下りる方が難しいし、彼らにその技術がないことは、私が一番知っていたからだ。

 翌日は、吐血も止まり、予定通り出発、下りのより安全な天狗原へ歩を進めたが、体は全くいう事を聞いてくれない。時間も予想以上に経過し、白馬大池山荘に駆け込む予定が「閉鎖中」で、ビバーグのはめとなり、あげくは「山岳救助隊」にご迷惑をお掛けする結果となった。本当に「判断の甘さ」を自身に問う日々であった。

 昨年は、ひさしぶりに24回目の「富士山」に、白馬で迷惑を掛けたお二人に「すばらしい光景」を味わって頂いたが、「この汚点」は、終生忘れてはならない事として、回想する「年の始め」である。

 
  「白馬山岳救助隊」の皆様に、改めて「感謝の意」を表したい。

                   GSC会員 森岡 和生
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「現代社会を考える」→時事


        元旦に思う!!


 さあ、「新しい年」だ!でも「新しい年」ってなんだ・? こぅ思う人も多い筈。之は人生における「けじめ」の表意である。(今や権力者の之は皆無であり残念なことだ。)


 そこで、「千支」(えと,せんし)とは、ご存知の人は少ない時節、紐解くと、約四千年前の「星空」が起源らしく、これの順位も現代の「受験戦争」の如く競争であったらしい。この戦いに鼠の「策略」にて敗れた「猫」は「神」より「顔を洗って出直せ」の叱責により、「手で顔を洗う」行為を受け継いでいるらしい。


 さて、来年/今年は酉年だ! 被災地の人々に「最速の復興」を「国力を挙げて」取り組んで戴きたい。


 久しぶりにお正月休暇を海外や田舎でと長期短期の留守宅が急増する季節ーーーこれを「待ってました」と大いに期待する「どろぼう」、これらを撃退させる「情報ファイル」を抜粋し、お知らせしよう!


「情報ファイルー1」

■ 防犯の4大ポイントは、これらしい。(泥棒の苦手より)

1、光    人間、「光物」には弱いらしい。(特に、「女性」は)

2、音    煩い音に「気」が惑わされる。

3、時間   侵入に「時間」がかかる。

4、人    「人々」との拘わり不足。(地域社会の崩壊)


◎ 対処方法

1、留守前々日から新聞を止め、郵便は「局留め」を利用する。

2、固定電話を「携帯」へ転送させる。

3、外から見える「明かり」は、点灯しておく。



 先日、東急ハンズへ、防犯グッズが色々と揃えてあったが、やはり、「人との拘わり」が、最大の「武器」と感じられた。


 年末/年始の朗報として、11/17の奈良・小学女児誘拐殺人事件の犯人逮捕。これで、平群地区の方々もひと安心だろう。この犯人も、「ゆがみ」の果ての結果と推測される。


 最後に、インドネシア西部の「地震」による被害は、予想を大きくはずれ「甚大な被害」であり、NPOとして又又街頭にての「募金活動」をと考える年の瀬である。

 「明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかわ」を教訓に「し
っかり生きよう2005」と念じよう。


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「現代社会を考える」→時事


「現代社会を考える」→寸評 6


          <犯罪被害者等基本法>


 去る一日、「個人の尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい処遇を保障される権利を有する」。犯罪被害者への総合的な対策が成立した。

 余談乍、昨年度の犯罪に関係する「国費」の使われ方をまずもって知る必要があろう。驚く結果である。「犯罪」の加害者の為には、466億円が使われた。だが、本来国によって救われなければならない「犯罪」の被害者の為には、僅か11億円で、「犯罪者天国」と批判されていた。



 この度、「国」と「地方公共団体」の責務が定められ、「あわれみの対象」から「権利の主体」となった。しかし、「基本法」はあくまで理念を定めたもので、具体的な対策は今後に委ねられている。

 対象や内容は、後日の論議として、ここでは「取り組むべき主な対策」の一部について論じてみよう。


1、「相談への対応」について、

 昔の強権的な「警戒査察」つまり「警察」の対応が、あまりにも「民事不介
入」を「謳い文句」にしてきた事への反省。といっても、個人の「プライバシー」との兼ね合いは、非常にデリケートな問題になろう。確かに、先神戸地裁の判決は原告「大学院生」側の主張が認められたが、「警察官」だって人の子
、恐怖心もあれば、それぞれ家族もあり、一方的に「警護任務」だけを責める気にはなれない。


2、「損害賠償の請求についての援助」について、   

 これまでも「判決」により、ある程度の「請求」は認められてきた。ただし、実際に犯罪者側には、その保障能力はなく、98%の犯罪被害者側が泣いているのが現実であり、実効性のない「判決」など、不要なものに近い。


3、「犯罪被害者に支払われてきた給付金の制度の充実」について、


 現行の給付金は、確か八百万円と記憶しているが、まったく論ずる「額」ではない。これは、国家が「国民総損保加入」の相対費用を勘案し、国費の無駄使いである「公共事業」を見直し、一兆円と推定される国と地方の財政赤字を減らす努力の一片を示し、「総国民一丸」の戦後の団結心を煽る意外に方法はないくらいの「統率」が欲しい時代なのだが・・・?


 とにかく、「刑法重罰化」の抜本見直しや犯罪者の社会復帰対策等、「暫定期限付き」にでもして、「治安の悪化」に歯止めをするべきであろう。この法律は、まだまだ問題が山積しています。順次採り上げ「国民」の喚起を促せたい。

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「民刑面白事件」


「もめごと」→一刀両断 14

・・・前回事例に学ぶ事・・・


 前回の回答は、「ロ」民法412には、次のように書かれています。債務の履行日がはっきりしない「不確定期限」は、「債権者の死」を知った時又は「履行の催促」を受けた時、債務者の責任が発生する。


今回の・・たら,・・れば,・・ときは.....


 ある「湖」でのこと。若いアベックが「桟橋」でじゃれあっている内、彼女は「指輪」を水中に落としてしまった。「遊覧船」に乗る予定で、桟橋で遊んでいたのだろう。彼女は彼に「母の形見の指輪だし、貴方が私を湖に突き落とそうとした為に、指から抜けたのだから、「飛び込んで拾うべき」と主張した。、二人もここでキャンプをする為に、近くに数名でテントを張っているらしい。 

 指輪を落とした女は、彼氏が取り合ってくれないので、同行の男達に「指輪を拾ってくれた人に、「私の貞操」と「金五十万円」差し上げると「報奨」を提示した。しかし、こんな「約束」は本当に「有効」なのかどうか・・?男達は迷っていた。

 皆さんは、如何思われますか・・・?

1、こんな約束は「無効」である。

2、約束は約束、「有効」である。

3、「指輪」は拾えなくても、実費は請求できる。
  

 このような「約束」は、社会一般の常識から考えても「不能条件」、その契約は「無効」である。更に、男達が湖底より指輪を拾えたとしても、男達に「約束の履行を促す権利」は発生しない。 

・・・・・残念ながら!!!


 仮にその「指輪」を見つけたとしたら、「遺失物拾得」としての権利は、彼氏意外の男達には、認められるであろう。


 民法133条には、次のように書いてあります。・・「実現不能を附した法律行為は、無効とする。」と。

・・・・・<困ったらお尋ね下さい。>・・・・・
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寸評→5



「現代社会を考える」→寸評ー5


 今年もあと僅か、「新しい年」がやって来る。「狂った日本」と題し、様々
な問題を提議したが、今回は「NHK」の問題を論じてみよう。

 「放送倫理」は「重要な問題」であるが、その影に「番組」の製作に拘わる
「不正利得」及び、「監督者の責任」について、意見x異見で考えてみたい。


 「不正利得」この行為は、如何なる理由があろうと許される行為ではな

い。

「警察庁」全体の「裏金疑惑」つまり、「国家予算・税金」とは多

少違い、「視聴料」のキックバックは、多かれ少なかれ「担当者の

モラル」の問題で、云わば「刑事事件」としての決着を待ち、解決

されるべきであろう。


 だが、「使用者責任」の問題は、唯一「国会の生放送権」を有す

る当局が「一会長の決断」にて決する「現体制」こそ問題ではない

だろうか。確かに「経営委員会」なる「一般人から選出」もあるこ

の委員会の存在価値が無きに等しい様では、「視聴料」を払ってい

る人達をも「愚弄」した組織でしかない。

 視聴者の「怒り」は当然である。



 「地位と名誉」職を「既得権」とし、その立場に「恋々」とする

は、日本古来の「武士道を嗜む」という・?「橋本前総理」らの「

烏合の衆」と同じである。



 「人として」あるべき姿を問う事は、非常に「むつかしい」こと

ではあるが、これも「本人のモラル」の問題として片付けねばなら

ない様は、殺伐とした現代社会を象徴する「ひとつ」の陰影であろ

うか・・・?


 「ブログ」の本来の「異論・反論」に期待しよう!!

一度ご見分下さい。


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「民刑面白事件」

「もめごと」→一刀両断 13

     ・・たら,・・れば,・・とき

約束を反古にされない為に!!今回は、・・たらの「出世払い」

です。


 「成功したら、返す」という約束で、人から「金」を借りる事を

一般社会では「出世払い」と言います。結局、「借金」ですが、成

功するか否かはっきりするまで「返済を猶予する」と言う意味の貸

借であると、法律では解釈している。

 民法412には、つぎのように書かれています。・「履行期」・

「不確定期限」つまり、債務者が成功するか、成功しないかはいず

れ結果はでる



・・・・・では次の例は如何であろうか・・・?

(イ)貸主は、「相手が成功する事を期待して」金を貸したわけで

、結局、成功しなければ「金」は返さなくてもいい約束である。

(ロ)金銭の貸借は厳しいもので、成功する見込みがなくなった場

合でも、返さねばならない。

(ハ)「成功するか」「否か」なんて、曖昧な約束は、法律的に無

効だ。



 「金」の貸借においては、「苦い」経験をされた方も多いと思い

ます。人に金銭を貸与することで、「友人関係が壊れる」との考え

が一般的ですが、世の中そう思いどおりには、進まないものです。

 対処方法として、「さしあげましょう」と言える範囲の金銭感覚

にて、処理できる金員の貸借を考える事です。
しかし、「情に脆い

」日本人には西欧諸国のようには処理できません。この「情」が今

流行の「おれおれ詐欺」の根幹の因でしょう。

 さて「不確定期限」とは、次のようにお考え下さい。

 例えば、百万円借りたとします。この返済期限は、借主が何とか

無理をしても、返せる程度の社会的地位につけば、その時が、逆に

、その見込みのない事がはっきりした時は、びしびし取り立てて良

い。つまり、「差し押さえ」可能となりますが、こんな「法律」は

、「浮世離れ」の感は否めません。押さえる物など「何にもない」

が普通ですし、この処理に掛かる「馬鹿でかい費用」を拠出しても

、「結果良し」とは、なかなかならないご時世です。

 やはり、「先達の教え→貸すと思わず・・」でしょう

か・・・・?


 さて、次回は・・ればの一例です。お楽しみに!!


 ・・・・困ったらお尋ね下さい・・・・

・・http://www5f.biglobe.ne.jp/~seishonen-WCE/・・

「現代社会を考える」→号外ー5

号外→5

 名称「振り込め詐欺」と命名、やっと警察庁が動き

出した。遅い!誰もがそう思っているだろう。すでに

被害額は、「おれおれ詐欺」で百五十億・「架空請求

詐欺」で四十億・「融資手数詐欺」で二十六億これら

の合計は、 な.な.なんと二百二十億円を超えた。但

し、この額は「被害届け」のなされたものだけ、「氷

山の一角」であり、一人一人の「不注意」と「無知」

が、こういった犯罪を増加させる一因であることを真

剣に考えてほしい。


 つぎに、「詐欺」に関し世人の意識レベルを諮って

みると、「いざとなると心配」と考えている比率は、

40%超で「とっさの判断力に自信がない」と回答し

ている。

 さて、本コラムにて配信したが、今一度、「騙され

る要因」を考えてみよう。


1、「個人情報が、漏れやすい」

2、「インターネットやモバイルの普及」

3、「経済環境の厳しさ」

4、「躾や社会教育の低下」

5、「刑罰のゆるさ」
   

 結果、「貧富の差の広がり」、地道な努力よりも「

拝金主義」、「核家族化」による家族関係の希薄さ、

人との係わりを疎む、「親類関係」の付き合い希薄等

が考えられる。

 やはり、「人は一人で生きる事はむつかしい」、"

いざ"という時の為にも、「身近な人」との「日頃の

付き合い方」を考え直し、せめて「あいさつ」の大切

さを実感して欲しいと思う。



 被災地のみなさま、「人間塞翁が馬」を思い起こし

、元気でがんばって下さい。ご健康祈念します。

 
・・・・・困ったらお尋ね下さい。・・・

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「民刑面白事件」



「もめごと」-一刀両断 12

ワルの手口→4「健保証の偽造」です。

 多くの方に尋ねられる・・・なぜ「ボランティア」なのって!何時も

答えは「自分のボランティアによる仕事が、目に見える形で『人の為に

なっている』と実感出来るから」そう答えるようになって来月で十年に

なる。


今年は、退官後初めてHP開設・ブログ開設と振り返れば「あっ」と過

ぎた一年だった。そして、充分な知識のない状態でPCに取り組み、今

も試行錯誤の日々である。

さて、本題に入ろう・・

 先「兵庫県・出石」へボランティアとして同行してくれた、ある学生

が話してくれた事件について、新聞報道記事と絡ませて、配信しよう!


<健康保険証の偽造>

 彼の友人は、四国・徳島県より大阪へ進学し、もう就職活動にはいる

学年で、「スポーツ」と「学業」を両立させ、成績も優秀な三回生。と

ころが、何時の間にか「住民票」が勝手に移動され、すでに、「健康保

険証」が他の所在地の市役所で発行されていた。
と言うのだ。しかも、

学生なのに「給与明細」が発行されていて、これが悪用されたらしい。

「保険証」は「身分証」となり、ワルの利用価値は、高いそうだ。


 そう云えば、先月末ころ「新聞に紹介」されていた記事は、彼の「友

人の話」は現実であり、「インターネット」社会に存在する「闇サイト

」が蔓延、これを利用した犯罪が横行し、他人名義の「携帯電話」「銀

行口座」「運転免許証」等が取引され、様々な犯罪に悪用されている。


そして、匿名性の高いサイトを利用した犯罪に、捜査当局も手を焼いて

いる事態を把握しなければ、益々増加させ、ワルの思う壺となろう。

 今国会では、一時「先送り」かと思われたプペード携帯電話は、やっ

と来春から「利用者名登録」が義務化されるそうだ。

 しかし、先述のとおり「ワルの手口」はもっと巧妙化するだろう。

「自分の身は自分で守る」これ以外に身を守る術はないようだ。

 余談ではあるが、「この様な世の中」だから?橋本元総理は「不起訴

」更に証人喚問もナシ・・・高知県知事不信任可決、再当選と言う結果

に成るのだろうか・???


 いったい「けじめ」とは、どういう事を意味するのか・・?私には、

とても理解できない現代社会である。


・・さて、次回は、「・・・たら、・・・れば、・・・とき」の約束は

・・?です。


困ったらお尋ね下さい。

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